第58回映画を楽しむ会の開催(お知らせ)

上映作品:『コンタクト』(1997年公開 米映画)

(ロバート・ゼメキス監督 150分)

  • 日 時:2024年 5月23日(木)午後1時30分開会
  • 会 場:日野春学舎談話室(理科室)
  • 参加費:200円(飲み物とお菓子を用意します)
  • 問い合わせ先:秋山輝雄(090-2749-9660)秋山幸子(090-7637-7356)
           中村研一(090-9975-3571)若月雅英(0551-32-8008)

今回はアメリカのSF映画を上映します。SFといっても奇想天外な物語ではなく、著名な天文学者で作家でもあるカール・セーガンの原作をベースに映画化したものです。セーガン博士はNASAのボイジャー計画など惑星探査計画を主導した科学者としても知られ、テレビシリーズ「コスモス」も制作しています。これにより宇宙ブームに火が付き、地球外生命体への関心が高まりました。地球の人類以外に宇宙に複数の知的生命体が存在するのか、その確率式が有名なドレイクの方程式と呼ばれる数式で、それによれば、我々太陽系が属する銀河系には、少なくとも10個ほどの文明を有する生命体が存在することになります。そして、地球外文明の惑星から、人類が試みているのと同様に、電波(またはレーザー光線)を宇宙に発信して、他の知的生命体とコンタクトを取ろうとしているに違いない、と想像したセーガン博士たちは、SETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence=地球外知的生命探査 )を立ち上げ「宇宙人」との交信を科学的に世界的規模で追及しています。

このような事実を背景に制作された映画が今回上映する『コンタクト』です。主演はアカデミー賞女優のジョディ・フォスターで、 SETIを主導する天文学者を熱演。ついに、宇宙からの通信電波を捉えます。そこには人類の科学技術を遥かに超える情報が埋め込まれていました。その情報に従い建造された宇宙旅行への飛翔体。これにはいくつもの妨害や困難が襲いかかってきます。最終盤の展開は手に汗にぎるまさにSF映画の醍醐味。。結論がどうなるのか、見てのお楽しみです。

会員のみなさん、気軽に談話室に足をお運びください。映画鑑賞は田舎暮らしに潤いをもたらすこと、請け合いです。(世話人、中村記)

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